DTP検定とDTPエキスパート
パソコン資格の「DTP」に関連する中に、「DTP検定」というものがあります。
これは"日本経営協会"が主催する資格試験になります。
※DTP=「DeskTop Publishing」の略でパソコン上で印刷物のデザインを
行う事を指します。
他にも、同じような資格で「DTPエキスパート」というDTPに関する資格もあります。
【DTP検定】と【DTPエキスパート】の大きな違いというと、
資格の対象の違いにあると言えます。
【DTP検定】・・・全業種を対象としている資格。
【DTPエキスパート】・・・印刷関係の資格。
プロフェッショナルDTP資格
●プロフェッショナルDTP資格とは?
プロフェッショナルDTPの資格は、DTPのスペシャリスト"編集者・デザイナー・オペレーター等"を対象としています。
全業種を対象としている「DTP検定」は、大きく3つに分けられています。
その中に『プロフェッショナルDTP』という資格があります。
プロフェッショナルDTPを受検する為の受検条件は、2年以上の実務経験が
必要になります。または、「DTP検定」のうち"下位クラスの検定"の資格取得を
していることです。
これらの職種の方は、パソコンを日常の業務において使用しています。
雑誌・カタログ・パンフレット等のレイアウトをデザインしたり、
印刷データを作成するなどの仕事をしています。
レイアウトの方法には、縦組みや横組み等があるのですが、これらに制限されずに
レイアウトを自由に出来る能力が求められます。
他にも写真データのスキャニングする技術、スキャニング後の色調補正の技術、
更には図版の作成力など、高いレベルで求められるようです。
また、ソフトを上手に使いこなす技術も効率良くデザインする為には必要になります。
このように、「DTPプロフェッショナル」の資格取得者は上記のような技術や知識を
持っているプロなのですね。